いま、私たちの海がゴミで埋め尽くされようとしています。
私たちが生活していく中で必ず出てくるゴミですが、正しく廃棄されないゴミが風で飛ばされ、川に流され、最終的に行きつくのは私たちが潜る「海」。
海に流れ出たゴミは海洋ゴミと呼ばれ、様々な悪影響をもたらしますが、そのうちのおよそ70%が海底に沈んでいると推定されています。
私たちが潜る慶良間諸島でも実際にペットボトルが水底に落ちていたり、釣り糸などがサンゴに絡まっているのをよく目にします。
海洋ゴミには紙や布、プラスチック、金属、ガラスなど様々な種類がありますが、その中でも過半数を占めるのがプラスチック製品です。
ビニールを餌と間違えて食べてしまったり、漁網が絡まって傷つき死んでしまったりと、魚をはじめ、ウミガメや海鳥、クジラ等の海洋哺乳動物、サンゴ等、海で暮らす様々な生き物に影響します。
また、マイクロプラスチックによる健康被害も問題視されています。
海岸に流れ着いたゴミは簡単に拾うことができますが、海底に沈んだゴミを回収するのは私たちダイバーにしかできないことです。
海洋ゴミを少しでも減らすために、シーサー那覇店では海洋ゴミ「0」活動の日を設定します。私たちと一緒に水中の景観を守るとともに、SDGs「14.海の豊かさを守ろう」に貢献しましょう!
スタッフ 山内
海洋ゴミを回収するための知識とスキル、ゴミの種類や量の報告方法が学べる、 PADI ダイブアゲインストデブリースペシャリティもオプションで同時開催しています。開催可能スタッフは私「山内」と「今釜」「小林」です!