真上からの光の季節 はやのログ

早野嘉洋

はいさい早野です。

寿司職人なら『飯炊三年、握りは八年』。

うなぎ職人なら『串打ち三年、割き八年、焼き一生』。

どちらも厳しい道のりではありますので、コレだけの時間が必要と言われれば理解もいたします。

ではダイビングガイドはと言いますと、『タンクチャージ3年、丘番5年、操船ガイド講習は8年じゃ!』

 

 

なワケはなく、『そんなに時間かけてられっかい❗️』が答えです。

まぁ、一般的には一人前になるのに普通は3年。早ければ2年もかからずいっぱしの戦力として皆さんをお出迎えしています。

シーサーでは仕事しながら学ぶワーキングスタディーコースがありまして、彼らを最短最速で一人前に育て上げるのは、40年の歴史で積み上げた膨大なマニュアルと、現場で作られる個人に合わせた即席マニュアルだったりします。ピンとくる教わり方は人によって違いますからね。

真剣な顔で圧力計を見つめるのは未来のシーサーを担うワーキングスタディー生達。

まるで松本零士先生が描く漫画のようなメーターとバルブ、配管に目を回していたので、情報量が多すぎて理解が追いつかん!とここでも極限まで無駄を省いたマニュアルを即席で作り、『まずはコレ通りにやって繰り返して』で、機械を使いながら理解してもらいました。

明日呼吸するタンクの空気は彼らが今日心を込めて詰めてくれています。きっと明日使う空気も美味しいはずですよ✨

 

そんでもって今日も潜ってまいりました!

暗闇を真っ二つにするレーザー光線のような洞窟の光。

たまりませぬ。ついにほぼ真上から太陽光が降り注ぐ季節になり、自称晴れ男の本領発揮です。

 

デバスズメダイたちも恋の季節。

婚姻色でお洒落してアッピールしていました。

何やら人気のオスがいたそうで、メス達が猛ダッシュしていました。PEッ!年収600万がなんだ!

わかる人はこの一枚でどこか分かる。

毎度お馴染み下曾根です。

今日は流れが弱いベストタイミングで下曾根独り占め!

ああ何度行っても堪りませぬ。

こうして下曾根中毒者は増え、案内する私の病根はさらに深くなるのです。

今日、このグルクンの動きを作ってくれたのはロウニンアジ先生方!今日は6匹お越しからの連続アタックでダイナミックな景色を見せてくれました!

明日も隙あらば下曾根トムモーヤですので、明日も頼むぞロウニンアジ先生!

 

早野でした!

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