はいさい早野です。
那覇から戻って速攻ダイビング船に乗り込んでまいりました！
やはり、仕事の疲れは仕事で癒すに限ります。
この仕事以外でみなさんがこんな思考に陥ったら、早めにカウンセリングを受けるかダイビングしに来て下さいね♪
普段なら那覇から帰ったらそのまま休みをいただくのですが、今回はありがたいことにガイド指名をいただいておりましたので、コレはご一緒させていただくしかない！と、まだ乾いていないスーツに腕を通したのです。
向かった先は『知志』（チシ）。
志しを知る。と書きます。
私が思うに、「志し」とは、目標や抱負、決意、意志などを表す言葉であり、自分が達成したいと思うことや、追求したいと思うことに対する強い意志や熱意と考えます。また、「志」には、人生における大きな目的や使命、価値観なども含まれることがあります。一般に、志しは自己実現や自己成長のために非常に重要な役割を果たし、行動や選択の方向性を決める上で大きな影響を与えることがあります。
この場所名は、その地域に住む人々が持つ「志し」や「目的」を理解し、共有することで、より良い社会を実現しようという意味が込められているのではないか、と勝手に解釈しました。
そんな思いが込められている（かもしれない）場所で何をしようか考えました。
実は一昨日この場所を那覇から来ており、その時に思ったことが『ゴミが多いな』という事。
美しい珊瑚礁と流れが起こりにくいこの場所は、時にゴミが漂着し、吹き溜まりのようになる事もあるのです。
私はご一緒いただいた皆さんに水中でお許しをいただき、手に待てるだけのゴミだけでも回収しながら皆さんを案内しました。
ふと安全管理のために後ろを振り返ると、なんとゲストの手には海洋ゴミが。
もちろん私は協力をお願いなどしていません。しかし、皆さんは私が何か言うでもなく、この場所がもつ問題とご自身ができることを理解して、ゴミ拾いを手伝ってくださいました。
本来、皆さんに楽しんでいただくことが最重要課題であることに対し、私がガイド中にこういった事をすることは時に不適切かもしれません。
しかし、この行動にご理解をいただき、協力までしていただけたことには、感謝してもしきれません。
みなさん、本当にありがとうございました！
『で、本音は？』
『昨日この辺でマンタ出たから、徳を積んだら出てくれんかなぁ、と。後宝くじ当たれと』
私の志しはたかが知れてる。
早野でした！
