昨日、ワタクシこの業界に入りまして丸12年を迎えていました。こうして長く続けてこられたのも、ひとえに皆様の長年のご愛顧、ご厚意、そして優しさやお心遣いのおかげです。
↑12年前のダイブマスター受講中の様子。
12年と言いますと、人間なら中学生に上がるだけの時間。子供はおりませんが、社会に出ての12年間。それなりにいろんなことがありました。
そんな12年間で時々思っていたことがーー、
『時に優しさは人を傷つける。』という事。
はいさい早野です。
人生経験豊富な皆様でしたら、その様な経験や体験を見聞きした事もあるのではないでしょうか。
例えば不器用な愛情の深さゆえに過保護な親であったり、優しさゆえに『この人には私がいなくてはダメなんだ!』とダメンズやメンヘラにハマる人であったり。
上記は極端な例ですが、ダイビングにおいても意外にその例は含まれているのです(物理)。
………。
いや、『物理』ってなんだ?
と思われたあなた。どうか、よ〜く聞いてくださいませ。
例えばエキジットの時、ガイドがゲストのファンを外していたとしましょう。
ガイドが左足のフィンを外そうとしていたとして、
ゲスト『じゃあ右は自分で外すか』
と右を向いた瞬間ーー
左に振られたタンクでガイドの側頭部を一撃してしまいます (つД`)ノ
てなわけで、ガイドがフィンを外し始めたら、そのままじっとしてて下さい。
優しさは時に人を傷つけます(物理的に!)
早野でした!