あかん楽しすぎる。
何だこいつらは⁉️
正体がほとんど不明!
知らない分からない、『未知』と言う感覚の連続。
それが楽しすぎるナイトダイビングの新スタイル『ライトトラップ』をシーサー阿嘉島店で始めました!
はいさい早野です。
いやいや仕事は今でも楽しいですよ?
しかしそれなりのダイビング本数を超えると、ダイビングと言うものが自分の中でマンネリしてくる10年目のスレた私なのですよ。正直マグロ100匹の群れ見ても今の私は平常心で見ていられます。
カエルウオの稚魚?
美しく大きなヒレがタマラナイ
『こりゃもう記憶喪失になるしかないな』と、頭をどの角度で殴れば良いかGoogleで検索しようかと思っておりましたが、このダイビングスタイルのおかげでいったん延期としました。
マダラエソ
昭和のギャグマンガみたいなアホヅラがいい。
実際、このダイブスタイルに出会えなければ、どいつに殴らせるか会社で公募していたところです。人望にかけては定評のある私のことです。私の新鮮な感動を想って『俺に殴らせろ』と志願者が殺到したことでしょう。人望があるとは言ってない。
トガリモエビの一種
日中でも一応見ることはできるが、今まで散々探したのにお目にかかったことがない。なのにナイトトラップでは二回連続で出会えてしまった。ナイトトラップ、これはもうチート技だ。
このダイビングスタイルを知ってから、実践に備えて何度も練習をしておきました。
もっとも趣味と実益を兼ねた練習です。好きなダイビングし放題なのはこの仕事の役得✨
それではいつものポイントのもう一つの顔が見える、ライトトラップの成果をご覧いただきましょう。
クダリボウズギス
日中見た事ない人気種!ちなみに日中成魚を見れたとしても、そっちは人気無い。若さが何だってんだ。
ササウシノシタの稚魚。なぜだろう。どの角度から見てもムカつく。
コイツに再現させたら理解できた。
やばい。すっげぇ殴りてぇ↓
ミナミイケカツオ
初めてみる生物も多いから、名前も覚えなきゃな~。
え~っと、ミナミイケカツオ。南のイケメンなカツオだからイケカツオ。だな。
大体最初はこんな感じで名前覚えています。私の頭の回転は、電子レンジの皿と互角に渡り合うと専らの評判である。こうでもしなけりゃ覚えられない。
アリマシャコ
暗闇で透明でペラペラ程度では私の目からは逃れられない。ペラッペラだけど確かにシャコの形。こういった幼体を見ると成体との差を確認したくなるけど、ググってもチリメンモンスターの干からびたやつしか出ない。こういった場合、成体になるまで飼育そうな。
ペラペラつながりでトゲアシガニ
テトラポットの奥にうじゃうじゃいる平べったいカニの幼生段階。
the・普通種だが幼生時の異形ともいえる姿がまたいい!
ニザダイの稚魚
ニザダイ紹介する日が来るとは。それくらい日中はありふれたモブ的魚もライトトラップでは一気に見せる価値あり。魅力のインフレーションである。
トリクティス
チョウチョウウオの稚魚。一円玉サイズで実にかわゆい。
意外と知られていないが、カスミチョウチョウウオの稚魚の姿はいまだ未確認。いつか見つけたい。ライトトラップにその可能性を見た。
ルリホシスズメダイ
大人になったら農業する魚で、さらに武闘派というたくましい屯田兵みたいなやつ。
ハッキリ言って嫌いだが、この頃は養ってやりたい人殺到しそう。
トビウオ
メタリックでかっこよすぎる。
ダルマカレイ?
ウシノシタと違ってこっちは骨が透けた状態。
ツノダシ
意外にもツノダシの稚魚は『幻の』を冠するほどのレアもの。
しかし阿嘉島では5匹一気に出たので普通種と言って差し支えなさそう。
今度はもっと小さいステージのツノダシを見せて!と言われたので、『必ずお見せします』と、安請け合いをしてしまった。GoToキャンペーンはまだ早いぞ。
photo by takigawa
テンガイハタ
リュウグウノツカイの仲間に近い深海性の希少種!
阿嘉島ライトトラップを始めたばかりでこんなものに出会えるなんて!慶良間の海、なんて可能性が広がるんだ。
新しいダイビングスタイル、『ライトトラップ』のおかげでマンネリは打破されました。
新調した鈍器のようなものの出番はまだ先のようです。
早野でした!