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天気 :晴れ、くもり
気温 :28℃
水温 :26℃
スーツ:3mmの2ピース
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みなさん、こんにちは。
昨晩、三浦さんがレイシガイダマシを塩茹でにして食べていました。。。
今日は味を変えて食べるそうです。。
アジはサザエのような苦味が少しあるそうです。。ひぇ~
さて、SSCDMコース研修生のレスキュー講習は2日目を迎えました!
今日は海に行き、レスキューのスキルを1つずつ覚えていきます。
まずはセルフレスキューのスキル。
自分で自分の身を守るためのスキルです。
5つのうちの3つをご紹介します!
・足攣りの治し方
・ヴァーティゴの克服
潜降時、耳抜きが遅れるなど、耳に負担がかかった状態でダイビングをすると、
浮上時に眩暈が起こることがあります。
もしそんなことが起きたら、(何かに掴まって)動きを止めて回復を待つのです。
そう、動かずじっと待つ。
・バックアップ空気源の使用法
バディのバクアップ空気源を見つけて確保し、呼吸。その後そのまま移動し浮上するスキル。
これは、FUNダイビングガイドになったら必要になるスキルですね!
続きまして、10個の課題をやっていきます。
①疲労ダイバーへの対応
パニックは起こしていないけど、苦しんでいてアシストが必要なダイバーを見つけたら、
近づいていきます。
そばで止まり、精神状態をコミュニケーションを取りながら状況判断、密に会話をしながら正面からアシストしていきます。
自分の浮力、ダイバーの浮力を確保し、会話しながら岸まで曳行します。
②パニックダイバーへの対応
パニック(理性を失っている)ダイバーは注意が必要です。
疲労ダイバーと同じように近づいていきますが、話しかけて反応するかどうか判断します。
ダイバーに水面からアプローチするか水中からアプローチするか判断して、近づきます。
パニックダイバーは水面から逃れようとします。
アプローチしている最中に襲いかかってきたときのため、手や足を使って振り払う方法を練習します。
無事にアプローチできたら、浮力の確保をする。
その後、パニックの症状がおさまったら、曳行などアシストをします。
人を助けるためには、救助者が安全じゃないといけないということを、ここでは身をもって体験してもらいました。
③浜からの対応
何個かスキルがあるのですが、ここでは浜からアシストが必要なダイバー・スノーケラー(事故者 by PADI)を見つけてレスキューする方法を紹介します。
浜から見つけたら素早く器材をつけていきます。
この時、事故者から目を離さずに、アプローチしていきます。
事故者を浜まで曳行してきたら、浜に一緒にあがります。
うん、みんな少しずつレスキューダイバーっぽくなってきました!
④水中でトラブルに遭遇しているダイバーの対応
激しく呼吸して疲れ切ってる疲労ダイバー・パニックになっているダイバーを救助する方法をやっていきます。
救助者は、事故者を見つけたら、ハンドシグナルを使いコミュニケーションを取ります。
レギュレーターから大量の泡が出ていたら、呼吸をゆっくりコントロールして、必要であれば手をつなぎ泳いでいきます。
これも、FUNダイビングガイドになるにはとっても大事なスキルですね!
⑤行方不明ダイバーの捜索とレスキュー
透明度がとっても良い慶良間の海。
ダイバーが居る場所がすぐに分かってしまうので、今回はこの子をダイバーと見立て捜索してもらいました!
毎度おなじみ、カメさん♪
とっても小さいです。5cmくらい。
アドバンス・オープン・ウォーターで習った「サーチ&リカバリー」の方法で捜索してもらいましょう!
⑥反応のないダイバーを浮上させる
⑤で見つけた反応のないダイバーと浮上するスキルです。
浮上スピードやレギュレータが外れないように浮上していきます。
これは、去年レスキューダイバーを取得した丹澤さんです!
去年やったこと、しっかり覚えているでしょうか??
記録よりも記憶。日々の生活の中でくり返し思いだし復習していくのがとっても大事です。
⑦水面で反応のないダイバーの対応
⑥で浮上したダイバーをレスキューしながら浜やボートに曳行するスキル。
これが、10個の課題の中で最も複雑なスキルであり、最も重要なスキルです。
アプローチして、浮力の確保しながら助けを呼びます。
反応のないダイバーを仰向けにして、マスクレギュレータを外し、気道の確保、呼吸の確認をします。
呼吸がなければ、レスキュー呼吸を開始します。
レスキュー呼吸と同時に、曳行、器材の取り外しをしながら、浜に泳いでいきます。
とても複雑なこのスキル。
言葉で説明するのはとても難しいです。
何度も何度も練習しました、今後誰かの命を救ってあげることができるように。
⑧反応のないダイバーのエキジット
⑦で浜まで曳行したダイバーを引き上げていくスキル。
色んな引き上げ方がありますが、なぜかファイアーマンズキャリーという方法を練習するみんな。
自分の筋力で事故者をすべての方法で運べるようになりたいんだそうです。
頼もしい!
井上さんもパワフルです。
小柄に見える井上さんの隠された筋肉。
うーん、たくましい!
阿嘉大橋のようですね。
⑩浜から反応のないダイバーの救助
今まで断片的にやってきたスキルを通してやっていきます。
自分の大切な人をレスキューするつもりで臨んでもらいました。
ストレスをかけても、冷静でいられないと人は救助できないので、
制限時間を設けたり、プレッシャーをみんなでかけて、救助してもらいました。
次回は最終日!
みんなレスキューダイバーになれたのでしょうか??
今日も、海と素敵な出逢いに感謝♪
Maiko