おののログ ~沖縄の旧暦~

ファンダイビング

こんにちは、小野です!

台風後、やっと海が落ち着きとっても素敵なダイビング日和となってます。
水温29度、天気は晴れ、5㎜のウェットで快適です~♪
こんな素敵な日々が続きますように!

今の時期よくススキの葉を結んだ物があちこちに挿したり挟んだりしてあるんです。
シーサーの駐車場のブロックにも挿してありました。↓こんな感じ。

何だろうと思ったので、島産まれ島育ちのひでさんに「あれ何?」と聞くと
「あれはなぁ~、マジムン除けだよ。魔除け。」と教えてくれました。
沖縄では魔除けの習慣が根強く、玄関の前にはシーサーが飾ってあったり、スイジ貝(ダイビングでたまに見る)を飾ったり。
その他、道の角には「石敢當」(いしがんとう)という石の置物などが置かれています。
どんだけマジムン怖いの。
ススキの話に戻りますが、調べたところ↓

旧暦の8月10日頃に行われる行事【シバサシ】。「シバサシ」の「シバ」は、漢字で「柴」と書きます。これは「ススキと桑を束ねたもの」もしくは「ススキを結んだもの」で、魔除けの役割を担います。これを屋敷の四隅や、門などに差し込むことから「柴差し」=「シバサシ」と言われるのです。
では、この「柴差し」について、もう少し詳しく。 旧暦の8月、沖縄ではマジムン(魔物・妖怪など悪いもの)が現れる不吉な月とされていまして、魔除けの行事が集中してる時期でもあります。この「シバサシ」も魔除け行事の1つとなります。
↑引用(https://www.marukiyo.jp/blog/gyouji/kyureki_okinawa_gyoji/430/)
更にマジムンがうろつきだす夕方6時頃にはマジムンを追い払うために爆竹を使います。
昨日からいたるところで「ババババン!」と大音量で鳴っています。ちょっとビックリします。
これはほんの一部ですが、沖縄は基本旧暦で行事を行います。
沖縄は日本ですが文化が違うのでとても面白いです!

最近はガイド&船長です!

紫の模様がとてもキレイなナデシコカクレエビ

ロボコンことアナモリチュウコシオリエビ

ミズタマサンゴに住んでるバブルコーラルシュリンプ

団体のお客さんの対応に忙しいアカシマシラヒゲエビ
口の中もしっかりクリーニングしてました!食べられそうになってるんじゃないよ。(笑)

モヒカンヘアーがいい感じのオリビアシュリンプ

もじゃもじゃなオラウータンクラブ

暗がりをよーく見るとベンテンコモンエビ

同じ場所にミカヅキコモンエビ
体の黄色いランのお腹らへんが三日月に見えたからこの名前になったのでしょうか?

小さめネムリブカ

また会えてかなり嬉しかったヒメウツボ♡
この日は引っ込まずゲストのみなさんにお見せできました、よかった~。

ミナミハコフグ幼魚 今年はいたるところにいる気がします。私が見つけられるようになっただけ?

ベンケイハゼ

珍しいアミチョウチョウウオ 写真では1匹ですがペアでいました。

産卵期に入ったモンガラカワハギ
普段はとても穏やかなのに今の時期だけ攻撃的になります。

大きさ2cmほどのツユベラ幼魚 Sさん発見!

サンゴのキレイなポイントの浅瀬にはノコギリダイ・アカヒメジが群れてました。

珍しいイトヒキフエダイ 砂を巻き上げながらエサを探してました。

珍しいトサカハギ

ちょっと深めの水深にはハタタテダイ幼魚 幼い顔が可愛い♡

ホンソメワケベラ幼魚 幼魚のころから他の魚をクリーニングします。

アカハタの若魚をじーっと見ていたら他の魚を「バクッ!」と食べました。
口からはその魚の尻尾が出ています。この魚は生きながら消化されていくのでしょう。
何て恐ろしい。そして、自然界は厳しい。

巣穴の前で踊っているようにみえるオドリハゼ&共生しているダンスシュリンプゴビー

ゼブラハゼ

フタイロハナゴイ

天気が良かったので洞窟へ!アカマツカサが群れていてとてもキレイでした。

洞窟の暗がりにはコガネニセスズメのメスがいました。
尾びれの紫色がオシャレ!

ゲストのみなさん、2日間担当させていただいてありがとうございました!
お2人ともゆっくりフィッシュウォッチングをしたい方だったのでじっくり観察して写真を撮っていました。
残りの滞在も楽しんでくださいね~♪

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