2018/7/5
天気:豪雨。でも南風なので寒くありません。
水温:安定の27℃
気温:29℃
スーツ:5mmウェット+フードベスト
昨日・今日とAOW講習(アドバンス講習、OWの次のステップです)でした。
ご参加くださったのは、Aさん夫妻と、スタッフのMちゃん・Sくん。
Aさんは、くじ引きで、タイ・アンダマン海のクルーズツアーに当選(!)し、その準備としての受講です。
スタッフのMちゃん・Sくんは、普段一緒に働いている仲間。
この4人でワイワイ楽しく、二日間を過ごしました。
よく見るけど名前を知らないお魚って、いますよね?
みなさん思い思いに写真を撮ってくれました。
「フグだよね?」と呟きながら、図鑑でフグの項を繰るAさん。
「(そうそう)←私の心の声」
「あっ、これかなー?」とクロハコフグ。
「(ピンポーン!)←私の心の声」
正解!と言いたいのを我慢して、クロハコフグの特徴や生息環境などもチェックしていただきます。
合致したところで「大正解!!」

クロハコフブ、Aさん撮影
なんだかわかりますか?
実はお魚なんです。

シモフリタナバタウオ、Sくん撮影
S君はまだライセンスを取ったばかり&今日が初カメラ。
なのにこの魚を見つけて、さらに全身をちゃんと写せたことに、私は感動しました!
この魚は暗がりにいて見つけにくいだけでなく、ダイバーの気配を敏感に感じ取って、すぐに隠れてしまうんです。
「これ魚かな〜?」
「そーだよー」
ここで私はハタと困りました。魚の形から探そうにも、他に似た形の魚がいない!そもそも体の形が、水玉に隠されている!というわけで
「図鑑の最初のページから見てごらん〜」と、ものすごく普通のアドバイスをしました。てへっ!
そして見つけた、シモフリタナバタウオ。
白い点が散らばっていること・眼状斑があること、などの見た目、暗がりに単独でいることなどの生息環境、すべて一致して、こちらも大正解!!!
みんなも覗き込んで、
「えー魚に見えなーい!」
「(偽の目だけど)本物の目みたい!」
「本当の目はどこどこー?」
などなど、盛り上がりました。
ヨコシマクロダイ

ヨコシマクロダイ、Aさん撮影
フタスジタマガシラ

フタスジタマガシラ、Kさん撮影
クロメガネスズメダイ成魚
数多くのスズメダイの中から、すぐに見つけ出したKさん、すごい!

クロメガネスズメダイ、Kさん撮影
オグロトラギス
ワヌケトラギスとの見分けがポイント!
次回潜る時には、オグロとワヌケの違いをよく見ながら、潜ってくれることでしょう。

オグロトラギス、Mちゃん撮影
沖縄といえば思い出す、モンガラカワハギ。
この特長的な模様は一度見たら忘れられません。

モンガラカワハギ、Aさん撮影
ハナミノカサゴ。
各ヒレに点が並ぶのが特徴。ミノカサゴには無いんだなー、これが!

ハナミノカサゴ、Sくん撮影
急にブダイが近づいてきて背びれが逆立っちゃいました、ノコギリダイ。
名前の由来である、ノコギリ状の背びれがちゃんと写っています。
ブダイ「ハロー!」

ノコギリダイ、Sくん撮影
「僕も図鑑が欲しくなった」
最高の褒め言葉です。講習やってよかったー!ありがとうございました!